終わりの音がした。 埋まらない温度差に 気付かないふりをしていた。 連絡も少しづつなくなって、 一緒にいても会話も笑顔も減っていった。 二人の時間が どんどん冷めたものになっていっても それでも離れたくなかった。 まだ好きだった。 でももう終わりだね。 知ってたよ。 あの子と会ってた事。 仕事で忙しいんじゃなかったの? ねぇ、なんで手を繋いでたの? なんであんなに楽しそうに笑っていたの? 聞きたくない。 だって聞いてしまったら 本当に終わってしまうでしょ? 二人の気持ちを思い知らされるでしょ? 分かっていても離れられない私は なんて惨めなんだろう。 それでもまだそばにいて欲しかった。 認めたくなかった。 でも手を離さなきゃ。 幸せになってねなんて、言えそうにないけど。 忘れないでね? 私という人間があなたを好きだったこと。 さようなら。最後まで愛してたよ。
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