兎魅すぅ🥕兎魅すぅ🥕2026-06-07 21:08

オオカミさんのおはなし。

こちらのお題は有志4人が2つずつ単語を出し合い、ルーレットアプリによって選出されたランダム2単語を使用して考えたお題です。 私が選出された単語は別単語だったのですが、「絵本」と「絵本」を引き当てた子の楽しみのひとつになってくれたらな、と筆をとった次第です。 皆様にも楽しんでいただけたら幸いです。 以下台本です。 ------------------------------------------- 絵本の中のオオカミは 大抵こわい存在としてえがかれていました。 このおはなしのオオカミは 一体どんなオオカミなのでしょうか? では、一緒に見てみましょう。 はじまりはとある森の中。 1匹のオオカミさんが 群れから離れ 住んでいました。 オオカミさんを見ると みんな逃げていきます。 「近づくと食べられてしまうよ」 「見つかる前に 大事なものは今すぐ隠しなさい」 そう囁かれている事を オオカミさんは知っていました。 ある日、いつも通り森の中で過ごしていると うさぎさんに出会いました。 オオカミさんは話しかけます。 「どうしてこんな所にいるの? えっと…おかあさんは?」 うさぎさんは何も答えず震えています。 「あ…そうだよね。 ごめんね。 大丈夫、きみを食べたりなんかしないよ?」 するとうさぎさんは恐る恐る答えます。 「病気のおかあさんに…その、 お花を、見せてあげたくて…」 それを聞いてオオカミさんは 「じゃあ一緒に探そうか」と言いました。 ちょろちょろ流れる小川のそばを抜け 木々の隙間をぬけた山のてっぺんに おおきな木がありました。 そのおおきな木の下に 小さくて真っ白なお花が咲いていました。 だけど足元が崖になっています。 落ちたら大変。 「危ないから下がっていて」 このお花にしよう!と オオカミさんが手を伸ばした瞬間、 崖が崩れて落ちてしまったのです。 うさぎさんが急いで駆け寄ります。 「オオカミさん…オオカミさんっ!」 「まっててね…!今助けを…!」 オオカミさんは首を横に振りました。 「いいんだよ。 きみがね、話してくれたのが ぼくはすごく嬉しかったんだ。 少し浮かれすぎてしまったみたい。 ありがとう。 そうだ。 これをおかあさんに。」 オオカミさんの手には さきほどの白い花が握られていました。 体は痛かったけれど、 ちからを振り絞って続けます。 「おかあさん… 早く元気になるといいね。」 そういうとオオカミさんは 動かなくなりました。 うさぎさんは泣きました。 だって、こわいオオカミなんて どこにもいなくて そこに居たのは 心の優しいオオカミさんだったのですから。 物語はここでおしまいです。 どうだったかな? 大事なのは見た目やうわさ話なんかじゃない。 本当に大事なのは心の奥の部分。 まあるい優しさだったりするんじゃないかな。 うさぎさんはずっと忘れないでしょう。 心優しいオオカミさんの事を。 そんな、絵本の中の絵本のおはなし。 おしまい。 ------------------------------------------- 以上が台本です。 「#ルーレットであそぼ」 タグにて、他の台本も閲覧できますので是非ご覧ください♪♪ 親愛なる🤖さまへ。 🐰より。

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#朗読#すぅの台本#ルーレットであそぼ#すぅの絵本

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