いなさといなさと2026-08-02 13:12

体育倉庫のサトウさん

2026/08/03.ver1.0.0調整 ①音楽室のサトウさん ②体育倉庫のサトウさん⇐new --- ## ■概要 * 1人(場合によっては2or3人)台本 * 性別:不問(俺/私など変更可) * アドリブ:OK --- ## ■キャラクター **・サトウ** 体育倉庫に潜む謎の中二病。 自らを「体育倉庫を統べし筋肉の妖精」と名乗る純粋なる帰宅部。 毎回壮大な試練を用意しているが、大抵は誰にも相手にされない。 ひと言で表すなら、イタい。 **・主人公** 冷静なツッコミ役。 先生に頼まれ、体育倉庫へボールを取りに来ただけなのに、今日もサトウに巻き込まれる常識人。 --- ## 『⚠ 注意』 ※本作は**読み物としても、一人芝居の台本としても**お楽しみいただけます。 ※演じる場合は、終盤の **「――」** を境に場面と時間が切り替わります。 間や空気感を自由に表現しながら、お楽しみください。 --- --- (※放課後。体育館。) 先生 「悪い、体育倉庫からバスケットボール取ってきてくれ。」 主人公 「はい。」 (※主人公は体育倉庫へ向かう。) ……薄暗い体育倉庫。 積み上げられたマット。 わずかに黒ずんだ跳び箱。 夕暮に影を落としたバレーボール。 そして―― 跳び箱の最上段に仁王立ちする男。 両腕を広げ、夕日を背に受けながら、不敵に笑いながら、ソイツはいた。 サトウ 「待っていたぞ……冒険者よ。」 主人公 「閉ーめよ。」 (※扉を閉めようとする。) サトウ 「待て待て待て待て!!」 主人公 「なんでいるんだよ。」 サトウ 「我が名はサトウ。 体育倉庫を統べし筋肉の妖精にして、純粋なる帰宅部である。」 主人公 「肩書きが迷子なんだよ。」 サトウ 「ここへ来たということは…… 試練を受ける覚悟はできているのだな?」 主人公 「先生にボール取ってこいって言われただけ。」 サトウ 「ならば問おう。」 (※サトウ、そこら辺に落ちてたバスケットボールを片手で掲げる。) サトウ 「このボールが欲しくば…… 我を笑わせてみせよ!」 主人公 「嫌だよ。」 サトウ 「えっ。」 主人公 「そのボール、渡して。」 サトウ 「……。」 主人公 「早く。」 サトウ 「…………。」 主人公 「隙を見せれば、バレーボールを背中目掛けて撃つ用意はできてる。」 サトウ 「そんなぁ……。」 主人公 「何そのリアクション。」 サトウ 「久々に誰か来たと思ったら、知ってた顔だったから面白いことしようかと…… いっぱい考えてたのにっ! いーっぱい、考えてたのにっ!!」 主人公 「知らねぇよ。」 サトウ 「体育倉庫編は三部作まで構想してたのに。」 主人公 「三話もいらねぇよ、どれだけ長丁場続けようとしてるんだよ作家かなにかか?。」 (※主人公はサトウが掬ったバスケットボールをダムダムしてる隙から普通にスティール(奪取)する。) サトウ 「なっ……! 試練を無視しただと!?」 主人公 「じゃ。」 (※主人公、そのまま出口へ。) サトウ 「待てぇぇぇ!! せめて我の必殺技だけでも見ていけぇぇ!!」 主人公 「いらない。」 サトウ 「喰らえ!! アルティメット・マッスル・ストレッチ!!」 (※ただ「ラジオ体操第一」を全力でやる。) 主人公 「……フッ。健康的だな。」 (※主人公、体育倉庫を後にする。) ―― ――数分後。 先生 「遅かったな。」 主人公 「すみません、ちょっと不審者がいて。」 先生 「またか。」 主人公 「"また"?」 先生 「あいつ、昔からいるから。」 主人公 「え。」 先生 「誰も名前は知らない。」 主人公 「いや、サトウって……」 先生 「サトウ?」 主人公 「はい。」 先生 「……その名前、お前どこで聞いた?」 主人公 「本人が。」 先生 「…………。」 主人公 「先生?」 先生 「その名前は…… 十数年前、この学校で行方不明になった生徒と同じ名前だ。」 主人公 「…………え?」 (※主人公のスマホが震える。) 画面には、非通知。 恐る恐る出る。 ??? 「フハハハハ……」 サトウ 「次は…… 屋上で待つ。」 (※通話終了。) 主人公 「……転校しようかな。」

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#声劇#サトウシリーズ#2人3役#コメディ#1人3役

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