ぶっきらぼうでも優しい、 というイメージの先輩で読んでみました。 夕方の16時45分から17時まで。 15分という短い時間だけとあるビルの屋上に現れる不思議な先輩のセリフ。 男性セリフですが、女性も口調等変えて読んでOKです。 以下本文 ✂︎------------------キリトリ線-----------------✂︎ おっ、きたな。今日の分、一本もらうぜ。(タバコを吸う) それにしても…律儀だよなぁ、お前も。 俺にタバコ吸わせるためにわざわざ屋上に通っているんだから。 しかもお前はタバコ吸わない性質(タチ)だし。 律儀というか…物好きだよな。 …俺と話せるのが楽しい? ははっ、それは光栄なことで。 …なぁ、別にお前がここに通う必要はないんだぞ。 俺はいたくてここにいる。だから、無理にタバコを持ってくる必要はない。 この時間が楽しいからどうってことない? …ったく…物好きめ…。 なんでもねぇよ。火、つけてくれねぇか?(タバコを吸う) (煙を吐き出して)あー。うまい。タバコはうまいなぁ。 …魂が枯れ落ちる前に橋は渡る。 だから、あと一服だけ…味合わせちゃくれねぇかな…
屋上の先輩