自分にだけはウソはつけない。 という葛藤を込めて読んでみました。 ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌ ぼくは今日も嘘をついた。 平気な顔で 当たり前のように。 「大丈夫」なんて言葉を 誰よりもうまく使える自信がある。 本当は息をするだけで苦しいのに。 笑えば少しはごまかせる気がして。 ぼくの心は強くない。 ぼくには優しさなんてない。 でも君との距離が近づくことが嬉しくて 君との距離が離れることが怖くて また嘘を重ねる。 ぼくは嘘でできている。 でもひとつだけ 本当がある。 君を想う この気持ち。 君の言葉が 君の声が 大好きなこと。 この気持ちだけは 嘘じゃない。 ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌
「ある嘘つきライターの本当の気持ち」