幻太郎📚幻太郎📚2026-01-17 02:28

「欲しかった声」

﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌ ぼくの気持ちが届きますように。 ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌ ぼくは自分の声が好きじゃない。 録音して再生すると いつも残念な気持ちになる。 そんな時 ある薬を見つけた。 「飲めば声が変わる?」 そんな都合のいい話あるわけない。 それでもほんの少しだけ "もしも"が頭をよぎって。 ぼくは薬を飲んだ。 あー。 あー。 変わってる。 確かに前とは違う。 悪くない。 悪くないけれど。 胸がざわついた。 これじゃない。 ぼくが欲しかったのは "この声"じゃなかった。 憧れていたのは この薬を作った人の声だった。 初めて聴いたとき 言葉一つひとつが 心に直接触れてきた。 感情が温度を持って流れ込んでくる。 こんな声で話せたら。 そう何度も思った。 でも。 もしも この薬で本当に 作成者の声そのものを 手に入れられたとしても。 ぼくが一番聴きたいのは ぼくの喉を通して出る声じゃない。 この薬の作成者が 自分の呼吸で自分の想いで紡ぐ その直の声。 声は生き方そのものだ。 やっぱりぼくは あなたの声が好きだ。 だからぼくは あなたの声を聴き続けたい。 あなたの声は あなたが生きてきた証だから。 心からのリスペクトを込めて。 これからもぼくの耳を幸せにしてください。 ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌

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#その他#嘘つきライター#繋がりに感謝を込めて

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