愛しさという呪いを解いて

ねぇ、愛しいと想ってしまうってもはや呪いだよね。 最初は全然なんとも思わなかったのにさ 距離が少しでも離れるだけで… 不安になったり、寂しくなったり… 胸の上だけ重力が違うの？ってくらいに… 押しつぶされそう… こんなに不安定な気持ちになるなんてね あのまま嘘に塗り固められた世界に生きていたかった…。 孤独の夜の胸騒ぎなんて命の危機位しか感じなかったのに 完全に壊れちゃったみたい。 ほんと、これは致命傷だね… ねぇ、強く抱きしめてよ ………。 このまま息が止まるほどに強く… フフ… ねぇ、むしろ… あなたにならこのままこの命を終わらせてくれてもいいよ この内側から焼くような呪いから解放してくれたらうれしいな… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 愛や恋心、毛色が変わって憎しみとか人を強く想える気持ちって良くも悪くも自分を縛る呪いになるよね。 五条先生も愛程歪んだは呪いないって言ってたしねｗ 不器用すぎる子が一つ成長する物語となるか、ここが終着点なのか あなたはどちらでしょう？