『咒者の社(じゅしゃのやしろ)』 少しでもお気に召して頂けたら幸いに存じます。 ※アレンジ・アドリブ大歓迎です。 以下、本文。 .◌•*¨*•.¸¸ 【二人称】の依頼は受けられないよ。 覚悟が足りていないからね。 大切なものを失う覚悟が。 口では「出来ている」と言いながらも、その実、全然出来ていない。 大丈夫。そういうものだから、人間て。 先日も説明したけど、あくまでこちらは代行で、呪いを掛けた張本人は【二人称】となる。 よって、呪詛返(じゅそがえ)しをされたら、全て【二人称】に返って来る。 身代(みが)わりとなる人形(ひとがた)は渡すけど、それで完全に安心という訳ではない。『人を呪わば穴二つ』の呪縛(じゅばく)から、逃(のが)れられる訳ではない。 ……〔己/自分〕の命を賭(と)してでも、「どうしても不幸にしてやりたい」「死に至らしめたい」と、本気で思ったら又おいで。 その怨み、【二人称】の納得のいく形で、必ず晴らしてあげるから。 ……でもまあ、なるべくなら早い方が良いと思うよ。 【二人称】の怨んでる相手が、【一人称】を利用しないとも、限らないからさ。《微笑》 ま、今日のところはこの辺で。気を付けて帰ってね。 さようなら。 .◌•*¨*•.¸¸ 本文は以上です。ご覧頂き、誠に有難う御座いました。皆様からのご投稿及びご感想を、心よりお待ち申し上げております。
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