世の中は、 弱い立場の人を守ろうとする。 パワハラ、セクハラ、モラハラ、カスハラ。 傷ついた人の声に耳を傾け、 受け取り側の気持ちを尊重する社会へと変わってきた。 それ自体は、 決して悪いことではない。 誰にも助けを求められず、 苦しみ続けてきた人たちがいたことも事実だから。 でも、 一つだけ疑問が残る。 「傷ついた」と言った側だけが、 常に正しいのだろうか。 制度が人を守るためにあるのなら、 その制度を利用して、 誰かを傷つける人からも守られるべきではないだろうか。 実際に、 善意や仕組みを逆手に取り、 相手を追い詰めるための武器として使う人もいる。 本当に守るべき人が守られず、 声の大きい人だけが得をする。 そんな場面を目にすることも、 少なくない。 誰かを守ることと、 誰かを悪者にすることは違う。 大切なのは、 「言われたから悪」ではなく、 事実を見て判断すること。 守るべき人は守る。 でも、 制度を悪用する人には、 きちんと向き合う。 そんな社会であってほしいと、 僕は思う。
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