登場人物 ハル(7): 元気で優しい男の子。 お母さんのことが大好き。 お母さん(30代): 家事に仕事に忙しいけれど、 ハルの笑顔が元気の源。 以下台本↓ お母さん:「ふぅ……。あとこれだけで終わり……。 最近、ちょっと肩が重いわね」 (タタタッ、と子供の走る足音。 ハルが何かを隠しながら近づいてくる) ハル:「お母さん! はい、これあげる!」 お母さん:「あら、ハル。なあに? お手紙?」 ハル:「えへへ、見てみて。じゃーん!」 (ハル、手書きの「かたたたきけん」を差し出す) お母さん:「……わあ、『かたたたきけん』! ハルが書いてくれたの?」 ハル:「うん! 一生懸命書いたんだよ。 お母さん、いつも『肩がこった〜』って言ってるから。 これを使えば、ハルの特製マッサージが受けられます!」 お母さん:「ありがとう、ハル。嬉しいわ。 じゃあ……さっそく、一枚使ってもいいかしら?」 ハル:「了解しましたっ! お母さん、そのままじっとしててね!」 (ハル、お母さんの背後に回り、小さな手で一生懸命肩を叩き始める) (トントン、トントンという規則正しい音) ハル:「どう? 気持ちいい?」 お母さん:「……うん。すっごく気持ちいい。 ハルの手、あったかくて魔法の手みたいね」 ハル:「えへへ、魔法だよ! 痛いの痛いの、飛んでけー! ……あ、お母さん、ここ硬いよ?」 お母さん:「そこはね、毎日ハルのために 美味しいご飯を作ってる証拠かな」 ハル:「じゃあ、もっといっぱい叩いてあげるね。 トントン、トントン……。 お母さん、いつもありがとう」 お母さん:「こちらこそ。 お母さん、世界で一番幸せだわ」
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