登場人物:先輩・後輩くん 形式:掛け合い/シチュボ台本 ※先輩:低音ボイス。ネガティブ。 ※後輩くん:甘めボイス。ポジティブ。 (あくまでイメージです) A:甘く B:淡く C:冷たく -------------------------------------- 【パターンA】 先輩 「今日も、どうにか終わったな。 実は俺、夜になると、変なこと考えるんだ。 もし明日、無断欠勤して、どこかに逃げたら どうなるんだろうって。 でも結局、朝になるとちゃんと 出勤してるんだけどな。バカだよな、俺。」 後輩 「バカじゃないです。 むしろ、先輩がそうやって 踏ん張ってくれるから、俺は毎日 ここにいられるんです。 もし、逃げるなら、俺を一緒に連れてって ください。ずっと、隣にいたいんです。 仕事のことも、将来のことも、 どうでもいい。 俺が欲しいのは、“先輩と一緒にいる明日” だけですから。」 先輩 「な、なに言ってんだよっ。そんなの…」 後輩 「本気です。 これ以上、隠すのも辛いから。」 先輩 「お前って、ほんと、 俺を見透かしすぎだよ。 でも……ありがとな。 俺のこと、ちゃんと気にしてくれて。」 後輩 「その“ありがとう”で十分です。 俺はそれだけで、強くいられます。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【パターンB】 先輩 「今日も、どうにか終わったな。 実は俺、夜になると、変なこと考えるんだ。 もし明日、無断欠勤して、どこかに逃げたら どうなるんだろうって。 でも結局、朝になるとちゃんと 出勤してるんだけどな。バカだよな、俺。」 後輩 「分かりますよ、その気持ち。 夜になると、心の隙間に入り込む 影みたいに…、逃げたい衝動が 忍び寄ってくるんですよね。 でも結局、朝になったら出勤してしまう。 それは弱さじゃなくて、強さなんです。 だって、本当に弱い人は 戻ってこれないから。 先輩が“ここ”にいる。 それだけで俺は、今日をやり過ごせる。 だから、どうか、自分を嫌いにならないで ください。」 先輩 「……お前、なんでそんなふうに 言えるんだよ。 俺なんかのこと、分かるわけ……」 後輩 「分かりますよ。 だって、ずっと、先輩だけを 見てますから。」 先輩 「お前って、ほんと、 俺を見透かしすぎだよ。 でも……ありがとな。 俺のこと、ちゃんと気にしてくれて。」 後輩 「その“ありがとう”で十分です。 俺はそれだけで、強くいられます。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【パターンC】 先輩 「今日も、どうにか終わったな。 実は俺、夜になると変なこと考えるんだ。 もし明日、無断欠勤して、どこかに逃げたら どうなるんだろうって。 でも結局、朝になるとちゃんと 出勤してるんだけどな。バカだよな、俺。」 後輩 「正直、それ、聞きたくなかったです。 “逃げたい”なんて,そんな弱音、 先輩らしくない。 もし本当に逃げたいなら、どうぞ。 でも,そのときは俺のことなんて 考えないでください。 追いかけてほしいなんて、 都合のいいこと、言わないでくださいね。 俺は、先輩がここにいてくれるから、 頑張れるんです。 それを自分で壊そうとするなら、 もう、勝手にしてください。」 先輩 「悪い。俺……。」 後輩 「謝らないでください。 謝るくらいなら、ちゃんと、 ここに残ってください。」 先輩 「お前って、ほんと、 俺を見透かしすぎだよ。 でも……ありがとな。 俺のこと、ちゃんと気にしてくれて。」 後輩 「その“ありがとう”で十分です。 俺はそれだけで、強くいられます。」 -------------------------------------
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