――千年前。 世界を二分した、 史上最大規模の戦争が勃発した。 竜は天空を焼き尽くし、 魔族は大地を蹂躙し、 人類は滅亡の危機に瀕した。 無数の命が失われ、 数多の英雄が、その名を歴史に刻んだ。 それでもなお―― 戦争は終結しなかった。 人類は世界を救う代償として、 一つの国家を切り捨てる決断を下す。 その国の名は── 魔導大国ゲルマニア。 英雄は去り、 神々は沈黙し、 人々はその存在を歴史から抹消した。 そして、千年の時が流れる。 ドラゴンはなおも空を支配し、 魔物はなおも大地を荒らし続ける。 そこは、人が生きることすら許されない絶望の地。 誰も近づかず、 誰も帰還しない。 誰もが、それを疑わなかった。 ――一人の少年が、 その地へ足を踏み入れるまでは。 「……俺が終わらせる。」 千年にわたり続いた絶望。 千年にわたり隠されてきた真実。 停滞していた世界の歯車が、 静かに動き始める。 これは―― 千年前から続く戦争に、終止符を打つ物語。 --- TVアニメ『千年戦争、その最後。』 2035年2月2日開戦 ― その戦いは、未だ終わっていない。 ―
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