蜂乃巣ゆん蜂乃巣ゆん2026-05-16 03:53

彩りの、代償。

気がつけば、想いは溢れていた。 あなたがくれる「好き」の響きも、 僕を見て笑うその顔も。 苦しかったことも、 どうでもよくなるくらいに。 あぁ、 この瞬間のために生きてきたんだって思った。 だから、 相談があれば誰より先に応えた。 泣いているなら隣にいた。 僕の方を向くことはないと、 最初から分かっていたのに。 それでも、 君が幸せならいいと心に言い聞かせていた。 出会って三ヶ月。 彼とは三年。 積み重ねた時間も、 思い出の数も、 僕には敵わない。 壊してまで、 奪いたいわけじゃないから。 意気地がないんじゃない。 ただ、 君の笑顔を失くしたくなかった。 だからせめて、 そのまま笑っていて。

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