============================================= ♥お市の方(おいちのかた) 織田信長の妹。 政略結婚で長政の妻となる。 ♠浅井長政(あざいながまさ) 織田信長の妹「お市の方」を娶り、織田信長の義弟となるが、盟友朝倉家へ攻めないという約束を信長が破った為、朝倉家との同盟を重視して、朝倉家へ加勢する事をお市に告げる。 ============================= 台本⬇ ♥「長政様…お呼びでございますか?」 ♠「市よ。 …信長殿が朝倉家との不戦の誓いを破り 越前(えちぜん)に向けて進軍を開始したらしい…。」 ♥「…殿は、兄上と朝倉のどちらに 援軍として加勢なさるおつもりですか?」 ♠「…義兄上(あにうえ)には悪いが 私は朝倉家に加勢するつもりだ。」 ♥「…左様(さよう)でございますか。 かしこまりました。」 ♠「…止めないのか?」 ♥「私は浅井家(あざいけ)の女でございます。 ですから、殿が決められた事に従います。」 ♠「市…離縁(りえん)しようと思っていたが 私はお前の覚悟を甘く見ていたようだ。 許せ…。」 ♥「夫婦は、一蓮托生(いちれんたくしょう)。 何があっても最後まで殿のお側にいとうございます。」 ♠「市…。 私は、そなたの兄上を討ちたいわけではない。 朝倉家を守りたいだけなのだ。」 ♥「はい。心得(こころえ)ております。 兄上を懲(こ)らしめて下さいませ。 …ご武運を。」 ♠「…あぁ。 行ってくる…!」 ============================================== 「あらすじ」 元亀元年(1570年)、織田信長が浅井長政と交わした「朝倉への不戦の誓い」を破り、徳川家康と共に琵琶湖西岸を通過して越前国の朝倉方の城を攻め始める。 浅井長政は朝倉義景との同盟関係を重視し、織田徳川連合軍との戦を決意。 離縁を覚悟して妻のお市を呼ぶが、お市は兄信長と争う事に反対せず、妻として、朝倉家への加勢を支持する。 ==============================
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