同じ高校に通い、常に一緒にいる4人の浩太郎、武平太、愛、絵美。 小学生の時に今回の舞台である神社で3人は絵美と出会う。 そんな4人と1匹?1人?が織り成すジュブナイルストーリー。 「起承鋪叙過結」の6部構成となっておりますので、勿論単品で演じていただいても大丈夫です!! ・登場人物(演じる際、性別は順守して下さい。) 浩太郎 男性 (こうたろう)18歳 4人の中心的な存在。が、少しお調子者。 「んだなー。」が口癖 絵美 女性 (えみ)17歳 小さい頃3人の輪の中に入れてもらった。4人の中で一番大人しい。 武平太 男性 (ぶへいた)18歳 少し俯瞰して物事を見るクセがあるが、浩太郎と愛にいつも振り回される。 愛 女性 (あい)18歳 浩太郎と武平太の幼なじみ。よく笑い快活。 以下台本です ----------------------------------------- : 0:よすが~起~ : 浩太郎:しっかしまぁ、*何《なに》かとここに集まるよなー俺ら。 絵美:*何《なに》も無くても集まっちゃうけど、ね。 武平太:でも、さ。 武平太:集まるのが神社の*境内《けいだい》って、どうなの? 愛:いーじゃんいーじゃん!だってここ落ち着くっしょ? 愛:でー、今日はどっち? 愛:あるの、「*何《なに》か?」 浩太郎:ん?あー、そうそう! 浩太郎:みんな覚えてるかー?絵美とここで会った日のこと。 愛:あー…。 愛:えっとね…。 0:(愛、少し考え込む。) 愛:なんとなーく…。 愛:うん、覚え…てるよ? 浩太郎:それ、ぜってー覚えてないやつだよなー? 愛:うっ、うっさい!! 武平太:さすが愛。脳みそまできんにk 0:(武平太、愛に小突かれる) 愛:武平太、殴るよ? 絵美:(笑いながら)愛、もうぶってるよ。 武平太:(い)ってー、愛!そーゆーとこだぞ?(痛がり続ける) 愛:*偉《えら》ッそうにしてるけど、アンタは覚えてんのー? 武平太:そりゃあね。 武平太:俺は、ちゃんと覚えてるよ。だろ、コータ? 浩太郎:んだなー。 浩太郎:あの日も俺ら3人でここに来たら、知らない女の子が手を合わせてたんだよな。 愛:なーんかボソボソ言ってるからさ。 愛:私が「なーにお願いしてるの?」って聞いたら、びっくりして泣き出しちゃうんだもん。 武平太:え…愛?ちゃんと覚えてるじゃん。 愛:覚えてないとは言ってないけどー? 絵美:フフッ、確かに言ってなかったかな? 武平太:(ボソッと)いや、殴られた意味よ。 愛:ん?何か言った武平太? 武平太:(気圧されながら)いや、何でも…。 絵美:クスクス、ごめんね。 絵美:でも、あの時は本当にびっくりしたんだよ? 絵美:まさか平日の神社に人が来るなんて思って無くて…。 浩太郎:いーのいーの。 浩太郎:こーんな所をたまり場にしてる俺らが悪いんだから。 武平太:コータおま、こんな所って…。 武平太:一応神社だからなここ。 愛:そーだけど、私達にしたらただの遊び場よねぇ。 愛:そうでしょコータ?武平太? 浩太郎:んだなー。 浩太郎:(辺りを見渡しながら)いい感じに*境内《けいだい》広いしなー。 武平太:(回顧しながら)ほんっと、毎日走り回ってたよねー。 絵美:フフッ。 絵美:そんないつも一緒な3人の輪の中に入れてくれてありがとね。こーたくん、へいたくん、愛。 愛:なーに*畏《かしこ》まってんの?あの時、絵美が願ったこと、ちゃーんと叶ってるじゃん! 絵美:え…。愛、それも覚えてるの? 愛:「おじいちゃんが愛したこの地で、素敵な*縁《えん》に恵まれますように。」 愛:…だっけ? 絵美:うん。*改《あらた》めて聞くとちょっと恥ずかしいけど、ね。 武平太:何か愛、良い風に言ってるけどさ…。 武平太:それって確か、泣いてる絵美に愛が無理やり聞き出したんだったよね? 絵美:えと…。そう、だったね。 愛:(ほ)んッとに、武平太はそんなことばっかり覚えててッ! 愛:もー、ほんとゴメンって絵美!時効よ時効! 絵美:大丈夫だよ愛。 絵美:あの時はびっくりしただけで、*内心《ないしん》嬉しかったんだよ? 武平太:でも…。 武平太:今思い返しても不思議な*縁《えん》だよね。 浩太郎:そうそう!それで、だ! 浩太郎:その願いを、「*縁《えん》」を形に残そうと思ってな。 絵美:*縁《えん》を、形に…残す? 浩太郎:そう! 浩太郎:スマホで俺達のショートフィルム的なものを撮ろうかな、と! 愛:お!いいじゃん! 愛:コータにしては*冴《さ》えてるぅ! 絵美:こーたくん…。 絵美:凄く、凄く良いと思う! 武平太:だね! 浩太郎:んじゃま、善は急げってことで! 浩太郎:えーっと、置く場所ぉ、おくばしょー… 0:(置く場所を探してキョロキョロする浩太郎) 武平太:コータ、あそこは? 武平太:*狛《こま》さんの台座にスマホ置いたら? 浩太郎:ナーイス武平太ぁ! 0:(狛犬へ向かう浩太郎。) 浩太郎:しっかし、いつ見てもここの狛犬は独特だよなー… 絵美:…そう、だよね。神聖な感じしないもんね。 絵美:すっごい優しい顔してる。 愛:うんうん。 愛:*包容感《ほうようかん》あるよねー! 武平太:実家の安心感って言うのかな? 浩太郎:じゃあみんな、撮るぞー! 浩太郎:俺達のショートフィルムがはじまるまでー? 全員:3(さん)、2(に)、1(いち)、アクト! 全員:(3を浩太郎、2を絵美、1を武平太、アクトを愛、などでもOK) : 0:(動画を回し終えて…) : 武平太:結局、いつもみたいにダベってただけじゃない? 浩太郎:んだなー。 浩太郎:…誰だよショートフィルムとか言ったの? 愛:おめぇだよ、コータ! 絵美:でも…。 絵美:今日もとっても楽しかったし、宝物も出来たよ! 浩太郎:宝物…か。 浩太郎:…そんなにか? 絵美:そうだよこーたくん。 絵美:大切な…とっても大切な宝物だよ。 愛:…絵美。 武平太:そっか…。 武平太:うん、そうだよね! 浩太郎:(笑いながら)お前ら…。 浩太郎:でもまだショートフィルムも1本目だからな? 愛:そうだよね! 愛:これからもっと増やしていこうねみんな! 武平太:うん…。そうだね。 武平太:絵美の願いもあるからね。 絵美:ありがとうみんな! 絵美:…だーいすきだよっ! : 0:よすが~起~ 0:―完―
最初の回答者になってみませんか?