coemee

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レイ 🐾レイ 🐾2025-07-29 11:34

何でもない夏の日

陽射しがきらきらしてて、風が少しだけ気持ちよくて。遠くで蝉の声が響いて、地面に落ちた木漏れ日が、ゆらゆら揺れてる。そんな何気ない夏の日だった。特別なことなんて、なかった。でも、君と並んで歩いているだけで、心が不思議と満たされていくのが分かった。コンビニで買ったアイスを一緒に食べて、笑って、溶けるのが早いって焦って。公園のベンチに座って、雲の形を見ながらくだらない話をして……でもその全部が、愛おしかった。「楽しいね」って、君が言った。その一言が嬉しくて、胸がぎゅっとなった。豪華な花火も、遠出もいらない。ただ、君が隣にいて、笑ってくれるだけで、もう十分だった。忘れたくないなって思った。この空の色も、蝉の声も、君の笑い声も。きっと来年の夏も思い出すんだろうな。今日みたいな、何でもない夏の日が、実は一番幸せだったってこと。

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#朗読#

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