蜂乃巣ゆん蜂乃巣ゆん2026-05-14 10:24

何度目かの、春。

そういえば僕は君の 屈託のない笑顔が好きだった 他に言うならなんだろう サプライズがサプライズにならない所とか そういう不器用で真っ直ぐなところ 本当に君はそそっかしくて その癖何故か自信だけは1級品 いつでも僕を振り回しては 後で間違いに気づいて落ち込んだり とにかく君は目一杯に輝いていた そう、まるで花火のように 輝いて、そのまま消えていった 今にして思えば、夏の頃から 風邪をひくのが多くなってた 僕は君の優しさに 気づけなかった 何度目かの春を越えたあたりで 僕の世界から彩りが消えた まったく、本当に 君はサプライズが苦手だね 「またやっちゃった」 空を仰ぐと 君の笑い声が聴こえた気がした

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