題名『樹林の砦(じゅりんのとりで)』 〔/〕の部分は、選択式です。お好きな言葉をお選び下さい。勿論、候補に無い言葉でも、台本の雰囲気を損なわなければ、差し支え有りません。 少しでもお気に召して頂けたなら、幸いに存じます。 ※アレンジ・アドリブ大歓迎です。 以下、本文。 ―― 雲の泣く午後、裏の林の径(こみち)を、草の根を踏み分けながら、歌うが如く歩む。 風の鳴き声を、聴くとは無しに聴きながら、常緑樹の葉擦(はず)れの音に、耳を澄(す)ます。 永久(とこしえ)の時空の中、今は、今この時だけ。 外界(がいかい)から隔絶(かくぜつ)されたこの林は、宛(さなが)ら砦(とりで)の様で、【一人称】を守ってくれている気がした。 〔けれども/しかし/だが〕、本当にそうであったとしたなら、【一人称】は一体、何から守られているのだろう? 答えはきっと、雨空(あまぞら)の向こう。 ―― 本文は以上です。ご覧頂き、誠に有難う御座いました。皆様からのご投稿及びご感想を、心よりお待ち申し上げております。
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