リアンリアン2026-02-20 04:49

異世界の始まり

目が覚めて見た光景は、空が紫色だった。 雲はゆっくりと渦を巻き、見たこともない3つの月が重なるように浮かんでいる。 草の匂いと、どこか甘い花の香りが鼻をくすぐる。 「これは、いったい…どういうことだ?」 混乱する頭で記憶を遡(さかのぼ)る。 最後の記憶は、いつも通りの帰り道。 スマホを見ながら歩いていると、急に眩しい光が弾けた 混乱する中、起き上がり周りを見渡すと、やはりいつもの帰り道とは全然違う。 「これは、まさかな…ハハッ…」 思い当たる言葉が脳裏を過(よぎ)った。 そう、異世界転生… その瞬間、頭の中で声が響く。 《選ばれし者よ。世界は今、崩れかけている》 その声にハッとすると、手に熱さを感じた。 「熱っ…!?なんだ?紋章?」 そこには見覚えのない紋章が刻まれていた。 《選ばれし者よ。その力を受け入れ、この世界を救いたまえ》 地面が震え、草木がざわめく。 普通の人なら困惑するであろうが、この者は違った。 「面白い!…良いだろう!世界を救ってみようじゃねぇか!」 期待に胸を踊らせ、空に向かって高らかに宣言した。 その選択が、この世界の始まりだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 皆も異世界転生してみたいよね! ※投稿主のBGMにはBGM DOVA-SYNDROMEさまより <<音源タイトル>> 夜明けを待つ星(http://dova-s.jp/bgm/play23075.html) <<対象作曲・制作者>> のる(http://dova-s.jp/_contents/author/profile437.html) を使わせていただいております。

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