お題詳細

朗読台本「未来に咲くオーロラ」BackSide

﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌ この時代の空は もう私には狭すぎた。 決められたドレス 決められた笑顔 決められた運命。 どこまでも優しい世界なのに 息が詰まる。 だから私は願った。 未来が見たいと。 まだ誰も知らない景色の中で まだ出会っていない誰かと まっさらな心でもう一度始まりたいと。 呪いを和らげ 100年の眠りにつくことも仕組んだものだ。 針の先の小さな痛みは 私の決意の証だった。 あの瞬間 私は逃げたんじゃない。 眠りの向こうへ 自分の意思で旅立った。 100年。 季節がめぐり時代が変わり 世界はどんな姿になったのだろう。 言葉が光になる時代で 私は目を覚ました。 希望のタイムカプセルを開ける。 16のままの私を見つめる あなたの瞳。 時を越えてようやく出会えた 未来の王子。 そして ようやく私の物語が始まる。 ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌ ※参考:『眠れる森の美女』 生まれたばかりのオーロラ姫の 誕生パーティーに招かれなかった 悪の妖精カラボスが「16歳の誕生日に 糸車の針で指を刺して死ぬ」という 呪いをかける。 他の妖精が呪いを和らげ 死ではなく100年間の深い眠りに変え 王子と出会い目覚めると予言する。 姫と王子は互いに惹かれ合い結婚する。 結婚式では様々な童話の登場人物たちも 祝福に訪れ二人は末永く幸せに暮らす。  ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌

28
#朗読#嘘つき#嘘つきライター#女声向け

回答一覧0

まだ回答がありません

最初の回答者になってみませんか?