nanaで書いた台本第九弾↓ ===================== 「ねぇ。ほら、空を見て? 虹よ…綺麗……。 雨…止んだみたい…。」 「…もう!さっきから下ばかり見て! 外見てよ、外!」 「ねぇ…せめて部屋の電気つけましょうよ。 部屋が暗いと気分まで滅入っちゃう。」 「…ねぇ、そんなにワンワン泣かないでよ。 やだ、貰い泣きしちゃうじゃない。」 「…あ、落ち着いた?…ねぇ、聴いて。 今は気が済むまで泣けば良いわ。」 「いつか涙が止まったら、心に私をそっとしまって。 大丈夫。 時々、思い出してくれたら、それで良いの。」 「私の後は追わなくて良いから、最期まで自分の道を歩いてね。 歩くの止めて追いかけてきたら、承知しないんだから!…なーんてね♪ふふふ♪」 「…あぁ、どうやら時間みたい…。 ごめんね、そろそろ逝くわ。 貴方だけを愛してる…ずっと…ずっと…。」 ……………………………………………………………… 【あらすじ】 ある雨の日、とある病院の一室で、一人の女性の命の灯火が尽きようとしていた。 病室で横たわる彼女の側には、恋人の姿が。 幽体の姿で彼に語りかける彼女。 彼女は自分の姿に気付かないまま、彼に語りかける。 それは、彼女を失った世界を生きなければいけない彼に伝えたいラストメッセージ。 最後の最後に身体に戻り、一番伝えたかった言葉を伝えると、彼女は眠るように息を引き取った。 …というイメージで書いたけど、シチュエーションの解釈は演じる人に任せます。
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