乳母車(うばぐるま)に乗っている頃(ころ)からの 付き合いである、お前と俺の縁(えにし)は、 絡(から)まって、解(ほつ)れて、薄汚れてと、 見るも無惨(むざん)な腐(くさ)れたものになっている。 年老(としお)いた俺達の横を通り過ぎる、 ピカピカな服に身を包んだ子供たちには、 無数(むすう)の真新(まあたら)しい糸が伸びていた。 「一番楽しい時期だな」と呟(つぶや)くお前に、 「いやいや、今の方が楽しいぞ?」と俺が返すと、 「違いない」とお前は盛大(せいだい)に笑っていた。 こういう会話って好きなんですよね… 煮るなり焼くなりお好きにどうぞ
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