"スプートニク" 世界で最初の人工衛星の名前として 知られている。 これはロシア語で 「旅の仲間。 同行者。伴侶。」を 意味する言葉。 誰かの隣を歩き続ける存在。 夜空を見上げるたび僕は思う。 人は誰もが、 自分だけの宇宙を抱えている。 誰にも届かない寂しさも、 誰にも言えない願いも、 静かな軌道を描きながら 胸の中を回り続けている。 僕は誰かの太陽にはなれない。 闇を消す光にもなれない。 それでもいい。 ただ遠く離れていても、 見えない場所から、 「ひとりじゃない」と 伝えられる存在でありたい。 近づきすぎず、離れすぎず、 互いの重力を信じながら巡る。 きっと、 それが僕にとってのスプートニク。 夜空も宇宙も1人だと広すぎる。 だからこそ 仲間がいるだけで、 ここが安心できる大切な場所になる。
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