*********************************** 指先に触れた小さな青。 それは空のかけらのようで、 海の記憶のようで、 どこか懐かしさを秘めた 忘れな草の青。 「私を忘れないで」と、 静かに、けれど確かな声で 祈っている。 大きな存在でなくていい。 ただ、ふとした瞬間に 思い出されるような、 やわらかな青でありたい。 たとえ声が聴こえなくても。 たとえ文字が綴られなくても。 この小さな青に気づいてほしい。 あなたの記憶の中で、 静かに咲き続ける。 この想いだけは消えないで。 *******************************
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