﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌ ―楽しい人生から 希望が通らなかった世界へ。 けれどポジティブのまま 転生した“ぼく”― ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌ ぼくは 望んだ世界とは違う場所に 落ちてきた。 期待は外れ 空は曇り 足もとは歩きにくい。 でもどういうわけか 胸の奥に灯った火だけは 消えなかった。 たぶん 前の人生が楽しすぎて 幸せの残り香が 骨に染みついたままなんだ。 だからどんな展開でも 「まあいいか」と笑える。 希望が叶わなかったって 希望を作る楽しさまで 奪われたわけじゃない。 ここが ぼくの望んだ世界じゃないなら 望める世界に 変えてしまえばいい。 そのくらいのわがまま 主人公なら許されるだろう。 転生先なんて ただの舞台装置だ。 ぼくはどんな背景でも 前を向いて進んでしまう。 だって知っている。 幸せは 世界じゃなくて 自分の歩幅で決まることを。 ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌
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