石州亭 傀楽石州亭 傀楽2026-07-03 01:19

人の天使と悪魔

自作小説の一文です -------------------------------------------- 日毎に多くの者が私に聞きに来る。 信仰すれば救われるのか?天国に行けるのか?罪は晴らされるのかっと。 敢えて私はこう伝える。 自身が天国に行けない行いをした自覚があるのですねっと そう言うと多くの者は落胆するのだ しかしそれでいい。そも宗教とて多角的な主観が入り交じる最古の創作物。人が生み出した偶像に過ぎない。 では何故、世界で信仰が止まないのか 私が思うに、人というのは、天使と悪魔の選択権を有していると論じる。 天使とは即ち善性、悪魔とは即ち悪性 人は誰しも邪な性を生まれ持って有している 性欲、悪戯、食虐、残虐、見栄、簒奪。 しかして、人の欲や興味、思想といったものは、思考すること自体を咎められることはない。 要は、如何にして自身の悪魔(悪欲)を抑え、如何にして自身の天使(善欲)を行使するのかにより。あるかもわからない天国への片道切符を得るのだと私は思う 時には善欲は悪欲ともなる。天に召され天秤に掛けられ、その物が悪魔となるか天使となるか。それは分からないが 宗教とは巡り合わせでもある。 君が誰と出会いどんな価値観を共有し、どう生きるのか。何に失望し何に裏切られるのか。 その幸せや怒り、鬱憤を自問自答したり晴らす為に信仰がある。信仰は天と地において、天に行きたい者が修行する場所であり。 地獄に行きたくないから信仰しようとする愚か者が集まる救済の場所ではないのだと、私は改めて自身の羊に伝えていくつもりだ。

130
#朗読

回答一覧2

まだ回答がありません

最初の回答者になってみませんか?