―――――↓台本↓――――― …童(わらべ)よ。そのように眉をひそめるでない。 人の子が騒がしいのは今に始まったことではない。 弱く、脆く、愚かで。すぐに泣き、すぐに怒り、すぐに争う。 ――だがな、それだけではない。 あれらは、実に面白い。 百年も生きられぬ身でありながら千年先を語る。 己の力ではどうにもならぬと知りながら、空に手を伸ばす。 転び、傷つき、失い、それでもまた立ち上がる。 我ら妖(あやかし)は長く在る。変わらぬ。 ――だが人の子は違う。 昨日の人間と、今日の人間は別物だ。弱き者が、明日には牙を持つ。 裏切ることもあろう。忘れることもあろう。 だが同時に命を賭して守ることもある。 一度の言葉で、生涯を変えることもある。 愚かであるがゆえに尊いのだ。 恐れるな。侮るな。 人は玩具(がんぐ)ではない。餌でもない。 触れれば、思いもよらぬ火傷を負う。 …それがまた、面白いのだがな。 覚えておけ。人の子は弱い。 ゆえに強い。 短いゆえに輝く。 いずれお前も知ろう。 一人の人間に出会うだけで、千年の退屈が消し飛ぶということを。 ―――――↑台本↑――――― 永い時を生きてきた大妖怪が、若い妖怪に人間の事を語るシーンを台本にしてみました。 威厳のある大妖怪っていいよね!! アドリブ・アレンジ大歓迎です!
最初の回答者になってみませんか?