掛け合い台本「ネガポジ①」

登場人物：先輩・後輩くん 形式：掛け合い／シチュボ台本 ※先輩:低音ボイス。ネガティブ。 ※後輩くん:甘めボイス。ポジティブ。 （あくまでイメージです） A:良い後輩くん B:普通の後輩くん C:残念な(？)後輩くん -------------------------------------- 【パターンA】 先輩 「今日もなんとか一日終わったな。」 後輩 「お疲れさまです、先輩。 相変わらず、真面目すぎですよ。」 先輩 「真面目っていうか。夜になると、 ふと考えちまうんだよ。 もし明日、無断欠勤して、そのまま 逃避行したらどうなるんだろうって。 でも結局、朝になるとちゃんと 出勤してる。バカみたいだろ？」 後輩 「バカじゃないですよ。むしろ、 そうやって出勤してきてくれる先輩に、 俺は救われてます。 だって、先輩がいない職場なんて 考えたくないですから。 逃げるなら、俺も一緒に 連れてってください。」 先輩 「はぁ！？ な、なに言ってんだお前。 そんなの、冗談でも……」 後輩 「冗談じゃないです。 俺、本気で言ってますから。」 先輩 「お前ってさ、ほんと、俺のこと、 変に真っ直ぐ見すぎなんだよ。 でも、ありがとな。」 後輩 「その言葉だけで、 明日からも頑張れます。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【パターンB】 先輩 「今日もなんとか一日終わったな。」 後輩 「お疲れさまです、先輩。 相変わらず、真面目すぎですよ。」 先輩 「真面目っていうか。夜になると、 ふと考えちまうんだよ。 もし明日、無断欠勤して、そのまま 逃避行したらどうなるんだろうって。 でも結局、朝になるとちゃんと 出勤してる。バカみたいだろ？」 後輩 「まあ、気持ちは分かりますよ。 俺だって、正直逃げ出したい日も ありますし。 でも、結局出勤しちゃうあたり、 先輩らしいです。 不器用で、ちゃんと真面目で。」 先輩 「お前まで、そんな言い方すんなよ。 俺だって、別に真面目でいたいわけじゃ ないんだ。」 後輩 「でも、それが先輩の良さだと 思います。」 先輩 「お前ってさ、ほんと、俺のこと、 変に真っ直ぐ見すぎなんだよ。 でも、ありがとな。」 後輩 「その言葉だけで、 明日からも頑張れます。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【パターンC】 先輩 「今日もなんとか一日終わったな。」 後輩 「お疲れさまです、先輩。 相変わらず、真面目すぎですよ。」 先輩 「真面目っていうか。夜になると、 ふと考えちまうんだよ。 もし明日、無断欠勤して、そのまま 逃避行したらどうなるんだろうって。 でも結局、朝になるとちゃんと 出勤してる。バカみたいだろ？」 後輩 「正直、それを聞くとイラッとします。 無断欠勤とか逃避行とか,そんなこと 考えるくらいなら、もっと自分に素直に なってくださいよ。 俺、先輩が自分を責めるの、 見てられないんです。」 先輩 「悪い…。そんなつもりじゃ…。」 後輩 「俺は、先輩がいなくなったら困るんです。 だから、軽々しく“逃げる”なんて 言わないでください。」 先輩 「お前ってさ、ほんと、俺のこと、 変に真っ直ぐ見すぎなんだよ。 でも、ありがとな。」 後輩 「その言葉だけで、 明日からも頑張れます。」 ---------------------------------------