蜂乃巣ゆん蜂乃巣ゆん2026-06-16 15:40

レスバと、お紅茶。

(カップを置く小さな音。静かな午後) 執事: ……おや? お嬢様。 (少し間) 執事: 先ほどから、随分と携帯を叩くように打ち込んでおられますが……どうされました? お嬢様: 聞いてちょうだい! 悪口言われたのよ! 執事: ほう。 お嬢様: だから今、言い返してるの! 執事: なるほど。 (少し近づく気配) 執事: では、ひとつ確認でございます。 お嬢様: なによ。 執事: お嬢様は今―― “勝負”をしておられるのですか? お嬢様: そうよ! 絶対負けないんだから! 執事: 左様でございますか。 (少し間) 執事: では失礼ながら―― (ほんの少し溜め) 執事: すでに負けております。 お嬢様: はぁ!? 執事: お嬢様。 本来、優雅な午後を過ごすはずだったお時間。 淹れたての紅茶も冷め、 甘味も手付かず。 それら全てを奪われている時点で…… (少し優しく) 執事: 相手の勝ちでございます。 お嬢様: うっ…… 執事: それにですね。 “えすえぬえす”というものは、 少々不思議な場所でして。 正しい人が勝つのではなく―― (間) 執事: 暇な人が勝つ。 お嬢様: 最低な世界ね…… 執事: えぇ。 ですので、 お嬢様のようなお忙しい方が降りるのが正解でございます。 お嬢様: でも、ムカつくのよ…… 執事: でしたら、こう致しましょう。 お嬢様: ……え? 執事: 今から私に、 その腹立たしい内容を全て仰ってください。 お嬢様: なにそれ? 執事: 私が適度に引きながら、 「うわぁ……」と相槌を打ちます。 お嬢様: 癒されるの、それ? 執事: 少なくとも―― (通知音が鳴る) 執事: 炎上は致しません。 (少し間) お嬢様: ……あ。 執事: どうされました? お嬢様: 夢中で返してたら、 また返信来てる…… 執事: ほう。 (スマホを覗く気配) 執事: ……お嬢様。 お嬢様: なによ。 執事: その方、 プロフィールに『高校二年生』とございます。 (間) 執事: 大人が全力で殴り合う相手としては、 少々、未来がございますね。 お嬢様: やめて!急に恥ずかしくなった!!

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#声劇#ゆんの台本

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