============================== 本当に何でもないとき。 ふとした時に涙が浮かんでくることがある。 自分がふがいないだけのくせに。 自分が何もできないくせに、それで泣くだなんて、被害者しぐさと思っていた。 でも、泣いているのが誰かなら、私はどう言葉を紡ぐだろうか。 気づかないうちにため込んだ澱(おり)を吐き出しているのだと信じたい。 誰も傷つけないよう、自分を傷つけて、傷口から滲んだそれを、洗い流すのだと信じたい。 誰かのために泣けるのがやさしさなら、 自分のために泣けるのも、きっとやさしさだと思うから。 だから、泣いて。 泣いて、泣いて、流しきって。 汚してしまった傷口が、ひどくただれる前に洗って。 涙が枯れてしまわないように。 泣けないことは、きっと悲しい事だと思うから。 貴方のために泣ける貴方を、決して忘れないで。 貴方が貴方に、私が私に寄り添えるように。 どうか、泣いて、泣いて。 そしていつまでも、枯れないで。 ============================== 葉牡丹の花言葉 「慈愛、祝福」 【使用素材】 photoAC https://www.photo-ac.com/main/detail/24721915/1#goog_rewarded
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