蜂乃巣ゆん蜂乃巣ゆん2026-05-26 15:12

門限と、罪悪感。

「少し、邪魔だったので刺しました」 「えぇ。それだけです。」 「罪悪感ですか? ……まさか。」 「嫌悪感ならありましたよ。血って、思ったより匂いますし。」 「でも、申し訳ないとは思ってないです。」 「反省の色が見えません、と言われましても。」 「例えばですけど、自転車の鍵って、開けるために鍵を差しますよね?」 「……僕にとっては、その程度の感覚なんですよ。」 「おかしい、と言われましてもねぇ。」 「幼少期?」 「そうですね。特に、何かあったわけでは。」 「普通の家でしたよ。」 「親が三日に一回くらい帰ってきて、千円置いて、また出ていく。」 「まぁ、放任主義ってやつです。」 「寂しくなかったのか?ですか。そうですね、遊びには困りませんでしたから寂しいと感じることはありませんでした」 「どんな遊びをしていたか?質問が多いですね…動物を窓に飾り付けたりとかです。」 「…えぇ、たのしかったですよ。」 「…はい?」 「あの、まだつづけますか?」 「そろそろしつこくてうんざりしてるんですが」 「帰らせてくれませんかね。」 「帰れない?いや、こまります。」 「帰らせてください。帰らないといけないんです!」 「かえらせろぉぉぉぉぉ!!」

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#朗読#朗読#ゆんの台本

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