「ある嘘つきライターの大切な居場所」

上手く言えないけれど ぼくの精一杯の気持ちを。 ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌ 顔も知らない誰かの言葉で 心が安らぐ。 画面の向こうに あたたかい笑顔が浮かぶ。 知らないはずの世界が 少しずつ近くなる。 当たり前に繰り返す孤独な夜。 誰かの「おやすみ」に 救われたことがある。 声をかけられると安心を覚える。 誰かのコメントの文字に 優しさと温かさを感じる。 君の言葉で心が安らぐ。 ほんの少し近づくことができた場所で 君からの「またね」に 救われる。 君が声をかけてくれると 安心できる。 仲間からのコメントの文字に 優しさと温かさを感じる。 ぼくの声はまだ届かないけれど 確かにここにある。 ぼくの声が少しでも届くように 精一杯の感謝の気持ちを込めて。 ありがとう。 見つけてくれて。 ありがとう。 繋がってくれて。 君と過ごす場所。 仲間と過ごす場所。 大切な ぼくの居場所。 もう孤独じゃないと言える。 ぼくはここにいる。 ﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌