人里から離れた山奥に足を踏み入れると何やら硫黄の香りがしてくる 香りを頼りに足場の悪い山道を登っていくと そこは猿の妖が管理する地獄谷温泉だった 以前他アプリにて投稿した作品を改変したものです アレンジOK 以下本文 ✂︎------------------キリトリ線-----------------✂︎ いらっしゃい! おやぁ?こいつぁ珍しい! こんな山奥に人のお客が来るなんてなぁ! さぁさ、そんな所に突っ立ってねぇで入った入った! あっしはこの風呂屋の番頭(ばんとう)で猿の三助(さんすけ)てんだ 人のお客が猿の地獄谷(じごくだに)に来てくれるなんて本当に久々だから嬉しくてねぇ! 地獄谷なんて物騒な名前だが、ここは名前を裏切る極楽の湯! 疲労回復の湯に美肌の湯、傷もたちまち治しちまう傷の湯まで、医者も唸っちまうほどの名湯が揃ってんだ! ここまで来るのは骨が折れただろう? ゆっくり湯に浸かって、命の洗濯をしておくれ!
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