はぐ兄はぐ兄2026-03-19 05:28

秘湯の精霊

​【キャラクター】 ​シズク: 山の奥深く、誰も知らない秘湯を守る精霊。 穏やかで少しミステリアス。 人間を怖がらせるつもりはないが、 めったに客が来ないので少しだけ浮き足立っている。 ​以下台本↓ ​(SE:遠くで鳴く夜鳥の声、静かな湯の波紋の音) 「……あら。 ……ふふ、そんなに驚かなくてもいいのに。 人間がここまで辿り着くなんて、何十年ぶりかしら。」 ​(少し間を置いて、相手を見つめる) ​「そう、石のように固まらないで。 私はただの、この湯の主(あるじ)のようなもの。 あなたをどうこうしようなんて、 これっぽっちも思っていないわ。」 「……道に迷ったのね? この山は、霧が出ると『出口』を隠してしまう。 ……そんなに震えて。 霧のせいで、身体も心も すっかり冷え切ってしまったみたい。」 ​(お湯を優しく手で掬う音) 「ねぇ、入りなさいな。 ここのお湯は、疲れも、迷いも、 全部溶かしてくれる。 ……服なんて、誰も見ていないわ。 私以外はね。ふふっ。」 ​(相手が恐る恐る近づく様子を見て) 「そう、それでいい。 ……温かいでしょう? じんわりと、指の先まで 熱が巡っていくのがわかる……。 ……その顔。 ようやく少し、人らしい色が戻ってきたわね。」 ​(少し寂しげな微笑みを含んで) 「……私はね、ここでずっと、 季節が移ろうのを眺めているの。 春の芽吹きも、冬の凍てつく空気も、全部一人で。 ……だから、たまにこうして『迷い人』が来ると、 少しだけ……嬉しくなってしまうのよ。」 「……お願い。 夜が明けて、霧が晴れるまででいいわ。 ここに居て。 ……あなたが旅してきた場所のこと、 そこで出会った人たちのこと、 たくさん聞かせてちょうだい。」 ​(優しく、囁くように) 「夜明けまでの短い夢……。 ……ふふ、いいでしょう? さあ、あなたの物語を……私に、分けて。」 ​(SE:静かな湯の音が響いて、フェードアウト)

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#シチュエーションボイス#セリフ##女性向け

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