女性(ナレ)「 親愛なるアナタへ 覚えていますか、私の事をアナタは、アナタは変わらずそこに居ますか? アナタとの初めての出会いは……忘れはしない アナタとの出会いは、ロマンチックな運命的な出会いと言う訳じゃなく、アナタと私が……価値観の違いからの衝突からが……出会いでしたね」 女性「……無理……!ホント……アナタの考え方理解出来ない……!なんでそんな……ヘラヘラしていられるの!?」 男性「なんでって……そりゃ……君がいつも怒ってるから……僕は〝 笑ってよう 〟、そうしてる」 女性「っ……喧嘩売ってる?」 男性「とんでもない!喧嘩なんて、したくはない、君と仲良く出来るのなら……そうしたい」 女性「……はぁ?」 男性「……そうだ!友達になろう、僕達」 女性「……なんでそうなるの……胸痛くなってきた」 女性(ナレ)「……【アナタって変わってるね?】……そんな事を、沢山の人に言われたことはないですか? 私は……初めて会った時に思わずそう思いました、変わっているってのを通り越してなんだか呆れてしまう始末で…… でも、気が付くと……そんな衝突から始まった出会いから……私達は気が付くと、毎日会っていましたね」 男性「僕はね、〝なんとかなる〟って言葉が大好きなんだ」 女性「ふーん……?なんで?」 男性「うーん……なんでと言われたら……分からないかな?」 女性「何それっ……」 男性「……ただ、そうだね……魔法の言葉……かな? 〝なんとかなる〟……それって、自分が諦めてしまいそうな時や……誰かが諦めて、崩れそうな時に……自分も救うし、誰かを救う力になる……魔法の言葉だと、思ってるんだ」 女性「……なんだかフワフワしてる理由」 男性「いいじゃん、フワフワしてたって……魔法の言葉なんだから」 女性(ナレ)「魔法の言葉……アナタはことある事に、〝なんとかなる〟……その言葉を口癖として……その言葉を原動力にして 色々な人を助けたり支えたりしていましたね 気付けば……私までアナタと一緒に誰かの手助けを手伝ったり……アナタの魔法の言葉には……アナタを動かす原動力以外に、アナタの周りの他の誰かも一緒に突き動かす力があるのだと思った…… だけど……ある時……その瞬間は不意にやって来た」 女性「……あのね……病気だって」 男性「……え」 女性「……心臓……もう先は長くは無いって……、ずっと……たまに……痛くなる時は会った……気にはしてなかったけど…… ……こないだ……あまりにも酷くて……医者に診てもらったら……」 男性「……なんとか」 女性「辞めてよ」 男性「っ……」 女性「……魔法の言葉は……効かないんだよ…… 病気には……、だから……辞めてよ…… ……助かる方法は……適合性のある心臓の移植……限りなく可能性が低いって……適合性の高いドナーが都合よく見つかる確率は……」 男性「……」 女性「……アナタは優しい人……だから……私が……居なくなって……アナタは多分……凄く、凄く悲しむと思う……アナタが悲しむとこなんて……想像したくない……だから…… 私達……もう会わないようにしよう……そして、アナタは……また新しい誰か……沢山の友達を作って……幸せで居て……お願い」 男性「……そんな」 女性「お願いだから……お願い……お願い……だよ……」 男性「……」 女性「……私……今……泣いちゃいそうなの……我慢してるんだから……、アナタに泣いてるとこ……見せたくないから……耐え切れなくなる前に……早く……早く……」 男性「……分かった」 女性「……(泣くのを我慢してる様子)」 男性「……大丈夫……なんとか……なんとか 〝する〟から……」 女性(ナレ)「アナタと別れてから私は集中治療室へと入れられた……延命治療と言うやつだ、いよいよマトモに歩いたりもままならぬなり…… 私はジワジワと迫る自分の命の幕引きが目の当たりに迫り、最初は恐怖を覚えたけど……次第に覚悟が決まってきた…… そして……ある時……遂にその時が来た、目蓋(まぶた)が眠たくもないのに重たくなり、そのまま力なく閉じて行く 【ああ……このまま……死ぬんだ】そう、私は……沈みゆく目蓋を受け入れた……世界が暗くなる……」 (少し間を開けて) 女性(ナレ)「……〝目を覚まして〟いた……信じられなかった、自分は死んだものだとばかり思っていたら……なんと……目を覚ましたのだった 私が目覚めた時、家族や友人達が押し掛け泣きながら私の無事を讃えてくれた お医者さん曰く……限りなく0に近い可能性が……奇跡的に成功した……そう聞かされた……、そのお陰で……私は病気を克服出来たと…… 私は……気付いてしまった……私が病気を完治した事を泣きながら会いに来る家族や友人達の中に……こんな場面なら……必ず……必ず居てくれるであろうアナタの姿が…… 何処にもなくて……そして……また伊吹を取り戻した私の心臓が……どうしてかとても……〝熱く〟感じる感覚に……、私は全てを理解して……泣き喚き……激しい後悔をした…… ……この手紙を書き記してる今、私が心臓の病を克服してから随分と……長い時間が立ち……今では私は……おばあちゃんって言っても良いでしょう 私も……そろそろそちらへ会いに行く事でしょう アナタは変わらずの姿でそちらに居て、あの頃と変わらず〝なんとかなる〟と大勢を助けてるのでしょうか……? 私は……アナタに直接会い、お礼を伝えたい……助けられた……お礼を ……まもなくです、まもなく……そちらへ向かいます……また…… どうか、待っていて下さい 親愛なる〝天国〟のアナタへ……」 ーーーーーーーー めちゃくちゃ久しぶりに声劇台本とか書いてみました……めちゃくちゃ下手くそなゴミ文章ですが……なんか利用してやって下さい…… ・女性、ナレーション ・男性 男女2人で演じれる内容です
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