雨に濡れた庭を眺めながら思う。 どうして人は、晴れた日ばかりを 「良い日」と呼びたがるんだろう。 雨は、花を濡らす。 土を冷やし、足元をぬかるませる。 けれど同時に、 乾いたものへ水を与えている。 もしかしたら、 悲しみも同じなのかもしれない。 その瞬間は、ただ苦しくて、 何の意味もないように思える。 でも、あとになって振り返れば、 あの涙があったから 咲いたものもある。 雨の庭には、誰もいない。 それでも僕は、 ひとりじゃない気がした。 生きるということは、 ずっと晴れ続けることじゃない。 降る日も、立ち止まる日も、 濡れたまま歩く日もある。 そしていつか、 雨が上がったとき。 僕はきっと気づく。 雨は、僕を壊すために 降っていたんじゃない。 僕の中に、 何かを育てるために 降っていたのだと。 🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦
最初の回答者になってみませんか?