「ほら、今日はもう頑張らなくていいよ。」 「いつもみたいに元気にしなくてもいいし、無理してお話ししなくてもいいからね。」 「今は、ゆっくり……ゆっくり休もうね。」 「君の声が、これからもずっと聞けますように。」 「笑ったり、ふざけたり、急に真面目になったり……。」 「だから今だけは、元気じゃなくてもいいんだよ。」 「ほら、お布団ちゃんとかけて。」 「寒くない?」 「……うん、大丈夫そうだね。」 「お水もここに置いておくから、喉が渇いたらちゃんと飲むんだよ。」 「眠れなくても大丈夫。」 「目を閉じて、横になってるだけでもいいから。」 「君が眠るまで、ちゃんとそばにいるよ。」 「……よしよし。」 「今日はいっぱい頑張りました。」 「だから、もうおしまい。」 「明日のことも、その先のことも、今は考えなくていいよ。」 「元気になったら、またいっぱいお話ししよう。」 「いつもの声で、くだらないことで笑って。」 「あっちに行ったり、こっちに行ったり……。」 「見てるこっちが困っちゃうくらい、元気に動き回ってさ。」 「そんな君を、また見せてね。」 「そのためにも……今は、おやすみ。」 「君の大切な声が、失われることのないように。」 「君のコロコロ変わる、元気いっぱいな姿が、失われることのないように。」 「今日は私が、ちゃんと見守ってるから。」 「何も心配しないで……ゆっくり休んでね。」 「よしよし……。」 「いい子、いい子。」 「大丈夫。焦らなくていいよ。」 「元気になるまで、ゆっくりでいいからね。」 「それじゃあ……おやすみ。」 「明日は今日より、少しだけ元気になっていますように。」 「いい夢、見てね。」
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